About me
クリエイター
安河内 幸 Yuki YASUKOCHI
子供の頃からモノ作りが好き。
特に手芸や洋裁が得意で、洋服は製図付きの本を参考に高校生の頃から自分で作っていました。
都内私立短大を卒業後、一般職でOL生活を送っていた時にパーソナルカラーに興味を持ち、カラーアナリスト養成講座を修了。
趣味だった洋服作りについても専門的に学びたいと思い、東京立体裁断研究所に通う。故近藤れん子先生に師事。
視野が広がるうちに、フランスの美しい手仕事に魅せられ、パリに留学(2000年)
Ecole de la chambre syndical de la couture parisienne 卒業(2003年)
現在、洋服作りはプライベートで楽しみつつ、
「刺繍・布小物制作のアトリエ needle.C(ニードル・シー)」を開設し、
オーダーメイド、またはオーダーメイド感覚の布小物を制作・販売しています。
フランス生活の中で磨かれた、明るく上品な色彩感覚・デザインセンスが人気です♪
東京立体裁断研究所の思い出
この本との出会いが、すべての始まりです。
「近藤れん子の立体裁断と基礎知識」
「市販のパターンに頼らずに、自分の好きなデザインの服が作れるようになりたい」「本格的に洋服作りについて学びたい」と思い、専門学校を探している時に見つけた本です。
ボディーに布をあてながら、立体的に美しいラインを作り出してゆくという考え方に、まさに「目からウロコが落ちる」思いで、すぐに研究所の扉をたたきました。
いつも真剣で、初心者でもヤル気のある生徒には、高度なテクニックもしっかり教えて下さった近藤先生。
本格的な洋裁歴1年未満の私が「こんなスーツ(写真下)を作りたいんですけど」と持って行った生地とデザイン画を見て、
「やってご覧なさい。」とひと言。「まだ無理よ」と言われてもおかしくない難易度です。
「スーツ作りって、こんなに作業が沢山あって大変なんだぁ。しかもこのデザイン......」と、作り始めてから自分の方が無謀さに驚きましたが、そんな私に一から十まで本当に丁寧にご指導下さいました。
たくさんの楽しい思い出とパリ留学へのきっかけを作って下さった、月並みな言い方ですが、素晴らしい先生でした。
近藤先生ご指導のもと、初めて作ったスーツ
ウィングカラーのジャケット/マーメードラインのスカート
パリ (Chambre syndical de la couture parisienne) の思い出
パリの学校では、洋裁技術の他、洋服・アクセサリーのデザイン、テキスタイルデザインなどの授業もあり、初めの頃は周囲の自由で大胆な発想に目を見張るばかり.............。
洋服はシンプルで美しいラインの物が好きなので、結局最後まで奇抜な発想は出来ませんでしたが、アクセサリーデザインは豪華一点主義の精神で、いろいろ楽しめました。
卒業制作の作品
(右)波型フリルのギャザースカート(フリルは17段!)と刺繍のアクセサリー
(左)実際のショーで